虫への対策

自然素材の天敵

最近シックハウス症候群などをさけて無垢材・自然素材で家を作る方が増えています。

また、木材の表面に、ニスやラッカーなどの仕上げをしないで、木材の自然な変化を楽しむ方も多いです

しかし、防虫加工されていない木材が増加し、それにともなって、虫食いの被害が増えてきているようです。

材質が良いうえに、虫がきらう塗装などをしていないので、自然素材は虫が好む条件が揃っています。

お気に入りの家具を守るためにしっかりと自然素材の天敵を駆除しましょう。

キクイムシとは

家具などの木を好んで食べる虫で多いのは、キクイムシという種類の虫になります。

毎回決まった場所に、白い粉が落ちている、または家具に小さな穴(1mm程度)があいている場合は、キクイムシの仕業かもしれません。

まずはキクイムシについて知りましょう。

キクイムシ

  • 人には無害
  • 大きさは3mm~7mmくらい
  • 色は暗赤褐色
  • 寿命は約1年
  • 夜行性
  • 成虫の発生頻度が高いのは、5月~6月
  • 成虫の寿命 オスは約一週間、メスは10日前後

幼虫の間は木材の表面に出てくることはなく、成虫となって木に穴を開けて出てきます。

キクイムシ自体は弱い虫なので、成虫は殺虫剤で駆除できます。

しかし、幼虫は木の内部に入り込んでしまう為、薬剤が浸透しにくく、木材に産卵されていると完璧な駆除というのはかなり困難と言えます。

対処方法

キクイムシの対処方法で大事なことは、キクイムシを木材から出すことです。

有効的な駆除方法は主に2種類です。

状況に分けて方法を使い分け、上手く活用しながら対処していきます。

1.穴に殺虫剤を吹きかける

キクイムシの被害がある穴に殺虫剤(エアゾール等)を吹きかけます。

さらにその穴にドリルか錐で複数穴をあけ、薬剤を注入すると効果的です。

穴を開けることを少し躊躇してしまうかもせれませんが、キクイムシによる被害をとめるためには行ったほうがより効果が上がります。

しかし、この方法は穴にいる成虫に対するものなので、幼虫や卵まで駆除することはむずかしいです。

2.60℃以上の温度で加熱

殺虫剤や防虫剤を使わない駆除としては60℃の温度で家具を加熱する方法も有効です。こうすることで木材の表面についた目に見えない虫の卵や材内の幼虫を熱による駆除が行えます。木材をできるだけ痛めたくない方はこういった駆除方法が適していますが、駆除を行う場合はくれぐれも火傷に注意してください。

また、木材によっては水や高熱を避けなければいけないものもあるので、どちらの方法が使用できるか調べてからお試しください。

予防も忘れずに

虫の駆除をしっかりしても、また来年同じ被害にあってはひとたまりもありません。

もう2度このような事態を繰り返さない為にも、しっかりとその後の予防対策を行いましょう。

キクイムシは木材の表面に卵を産み、幼虫期は木材内で過ごし成虫になると外に出てきます。そのため、キクイムシが出たらまずは産卵場所である、木材の表面を保護することが大切です。

保護の方法は2種類あります。

  • 表面に防虫剤をふきつける、塗布する
  • ニス、ラッカーなどで塗装する

この2種類の方法を使用する木材に合わせて使い分けてください。

産卵できなければ、キクイムシに繰り返し被害にあう心配はありません。

二度とキクイムシが木製家具に住み着かないようにするためには、駆除と予防をしっかり行うことが大事です。

もし、キクイムシを見つけたままほって置くと家具や木材がボロボロになってしまいます。

家具や木材の被害を防止するには早期の発見と対策が必要不可欠です。

お気に入りの家具を、いつまでも愛着をもって使っていけるように正しい駆除、予防を行い守っていきましょう。

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